土壁もいよいよ大詰めに。

今年の1月から始まった壁づくり。

冬の間は土壁の下地となる木舞をかけて、春になったら土とワラを練って発酵させて。
それから2ヶ月後の7月21日にみんなで外側から荒壁を塗って、8月の上旬に今度は内側から塗りました。
そして今、その荒壁の上から仕上げとなる中塗りを少しづつしています。

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右のヒビが入った壁が荒壁、左が中塗りを終えた直後の壁です。

荒壁のヒビを見る度にみんなで塗ったあの日のことが思い出され、ここまで形になったのもほんとにみんなのおかげだな〜と感謝の気持ちで一杯になります。
そんな素敵な思い出たちをしっかり包みこむように左官職人さんに仕上げてもらいました。

 

中塗りの土をつくる時は荒壁に使った土(ワラが入ってます)に水をたっぷり含ませて、それをふるいにかけて細かい土の粒子だけにします。

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このようにすごくなめらかな液状になったものに砂と灰汁抜きワラを加えて混ぜれば中塗り土の完成です。

荒壁は味があってかっこいいのですが、収縮して柱と壁の間に隙間ができたりして気密性が落ちてしまい蒜山の厳しい冬には向かないので中塗りをすることで、気密性と断熱性を上げることができます。

その中塗りも職人が塗ることで自然と人間がつくりあげたビシッとした壁になって、これもとても美しいです。

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10ヶ月にも渡って壁づくりをしてきてましたが、学ぶことも多かったけれどなによりも良かったのは美しいと思える時に出会える瞬間に何度も立ち会えたことです。

くどのとりあえずの完成まであと一ヶ月半くらいです。
その時が待ち遠しいですが、それまでその時その時の景色も目に焼き付けておきたい。
そう思える壁づくりって結構すごいことですね。

 

高谷裕治

 

 

 

 

 

 




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