種蒔き、はじまり
農作業が一気に忙しくなってきました。
米作りではいよいよ籾まきが始まり、全体の3分の2位は苗代に並べました。
初日は去年の研修生だった陽子さんとミッキーが、
2日目はお隣の関金から谷本農産の谷本さんと米子の胡麻のアトリエのまるちゃんが、
ポット苗での播種作業を体験してみたいということで来てくれました。
籾まきも苗代に並べる作業も今年も失敗した点はありましたが、4年目にしてやっと自分たちのやり方が見えてきた感じがします。
でもまだ芽が出てないので、その判断もちょっと早いかもしれませんが。
そして、田んぼの環境整備も引き続きやっています。
今日から今年まだ一回も入れていなかった田んぼへ。
ずっと手を入れてた田んぼはだいぶ乾いてきましたが、ここはまだズブズブ。
半日ちょっとスコップで掘りつづけたのでさすがに今日は体がだるいです。
さて、畑の方も天気が良くなったので急ピッチで進めていますが実はちょっとハプニングが起こっています。
数日前からトマトの出たばかりの双葉がスパッと切り落とされていたり、ナスやピーマンの発芽が遅れていることもあって心配していたのですが、どうやらハウス内におそらくネズミが侵入していることが判明。
トマトの被害もあるのですが、ナスとピーマンは発芽前の種を食べられており、掘り返してみると外皮だけが残っている状態です。芽が出ないわけです。
白っぽくて丸いのが中身を食べられてしまったナスの種。
昨日、蒔き直したのですが今朝見たらもう食べられていました。
特に真黒ナスが大人気なようで全滅です。
物理的に入れないように工夫しているのですが。。。
蒜山耕藝の野菜の中でも特に人気の高いナスですが今年は収穫始めがいつもより遅くなりそうです。
去年のイノシシに今年のネズミ。
ほんとにいろんなことが起こりますが一つ一つクリアにして前に進むしかないし、これも自分たちに必要なプロセスだと思いしっかり向き合っていきたいと思います。
今週のくどの営業ですが26日の日曜日は集落のお祭りのためお休みです。
25日の土曜日と27日の月曜日は通常通り営業しておりますのでよろしくお願いします。
高谷裕治