連載「出張くど」3。吉村和美さんの器。石川昌浩さんのグラス。
どん!
くどの食卓では大人数でごはんを食べることがとても多いです。
そんなときに活躍してくれるのが大皿。
吉村さんの美しいブルーの大皿も毎回大活躍してくれています。
この色のためか、ついついお魚料理の出番が多く、山陰地方の美味しいお魚のフライやカルパッチョ、お刺身をより美味しく美しく魅せてくれます。
もちろん蒜山耕藝の野菜も必ず添えて。毎回惚れ惚れするくらい、映えるんです。
吉村さんとはじめてお会いしたのは坂野友紀さんのご紹介。
とてもキーになる時期に蒜山に居てくださることが多く、いつもたくさん助けていただいています。
私たちの中では別名「くどの神様」。
今回も絶妙なタイミングで神様にご参加いただけることになりました!
いつも愛用しているこの大皿は「出張くど」に必ず持って来ていただきたいとお願いしました。
その他にも「くど」を感じながら作陶していただいたお皿やカップなどをお持ちいただく予定です。私も早く拝見したくてうずうずしています。
吉村さんは29日30日どちらも在廊してくださる予定です。
そしてそして。
キューティパイ倶楽部の祐子さんとご一緒に今回の「出張くど」を企画し、声をかけてくださったのが、硝子作家の石川昌浩さんでした。
2年前に開催された「移民」ではじめて出会い。
そのご縁がこうして「出張くど」という大切なイベントに繋がっていくことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
改めまして、こうしてお声をかけていただき、大変なときもずっと優しく頼もしくサポートしてくださり本当にありがとうございます!!
石川さんのグラスはくどのOPEN時からずーっと愛用しています。私たちの歴史を見守ってくれているグラス。
まるでご本人のお人柄のように、力強く、意志のある、美しさ。
蒜山の清らかな水をいつもしっかりと受け止めてくれています。
アイスコーヒーやレモネード、グラスワインも本当によく似合うんです。
私は手に持った感覚がとても好きです。
硝子なのに絶大な安心感があるのです。どんどん毎日酷使したくなるような!
いつもそばに居てくれる大切な相棒です。
今回の「出張くど」ではこのグラスに特別に刻印もしてくださるそうです。
大切なプレゼントにも、大切なご自分用にも。
他にもこのときだけのいろいろな硝子作品をご用意いただいているようで…本当に楽しみです!
高谷絵里香