つくって食べる。

2020年4月23日新月

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コロナウイルスの感染拡大を受けて、今多くの人の日常が大きく変わっているのではないでしょうか。

私たち蒜山耕藝も6年半開いてきた「くど」を閉めました。
もちろんまた再開できることを願ってはおりますが、数ヶ月後にそれが叶うとは思っていません。
週2日の営業でしたが仕込みに丸一日を要し、営業日は農作業もできません。定食に使う食材となる作物を確実に用意しなければならないプレッシャーもありました。
くどを開くことで得られる人との繋がりや売り上げは本当に有り難かったけれど、かなりの時間と労力を費やしていることにも、今こうして気づきました。

 

ただ、くどを閉めたこと以外はあまり何も変わっていません。
春になれば田畑を起こし、種を降ろして、日々お世話をして、収穫をして食べる。
つくって食べる。それだけです。

 

 

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そして時間に余裕が生まれました。
その分、野菜の作付けを増やそうとか色々と考えたけど、とりあえず今のところこれまでと同じ作付けの量で準備しています。
今まで田んぼも畑も常にやりきれない感、追いつかない感が強かったので、今年はとことんやろうと思ってます。

コロナ収束後に社会がどうなるかはわかりません。
経済とかお金のこともどうなるか。
ただ、どんな社会になろうとも、自らの身体を通して経験したことが未来の自分にとって何よりも大きな財産だと思うので田畑のみならず暮らしに関わることを貪欲にやっていこうと思っています。

 

時間にゆとりが生まれた分、ここ中和での私たちの暮らしについて日々綴っていくので興味がある方、ぜひ読んでくださいね。

 

 

 

高谷裕治

 

 

 

 

 

 

 




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