畑の脇役たち
ようやく秋晴れが続くようになった蒜山です。
これは、ササゲの”さや”です。わたくしも今回、栽培してみて初めて見ました。
アズキの小さいものくらいにしか考えてなかったのですが、こんな黒くて不思議な形をしているのですね。
ちょっとキレイだなと思いました。
アズキは以前から栽培していたのですが、アズキではなくて蒜山耕藝のササゲでお赤飯をつくりたいとの一部の熱烈なラブコールを受けて試験的に栽培したのです。
アズキは煮ると割れやすいので、切腹に通じるとのことから、関東では赤飯はもっぱらササゲが用いられています。わたくしの実家も赤飯はササゲでやっていました。
まだ、収穫までたどりついていないのに、さやが美しいので、もっとたくさんつくってもいいかなと個人的には思っています。
収穫して食べるときには”さや”のことなんて関係ないのですが、育っているときの姿とか色とか、そういう好みも、栽培するものを
を決めるときに、割と影響したりします。やっぱり、食べて美味しいのはもちろん、気持ちよくお世話ができそうな作物さんを
選んでしまいます。
こちらはご存知、大豆です。こちらも今のところ順調に生育しています。
もうすぐ枝豆で食べることができそうです。普通の白大豆なので、枝豆用に栽培している訳ではないのですが、自然栽培の大豆は、枝豆として食べても、専用の品種に劣らず、すっごく美味しいです。収穫する時間があれば、枝豆として皆さんにもお分けしたいくらいです。ビールには涼しい季節ですが、つまみではなくてメインでいける美味しさです。
10月下旬には、大豆として収穫して、冬の間に選別して、味噌やきな粉にできたらなぁと思っています。
桑原広樹