素の美味しさ

2020年7月28日
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亀治についての投稿が続きました。(過去の記事はこちら↓)
「亀治」を知っていますか?
亀治について。その2。

 

 

亀治だけでなく、金時糯、ササニシキ、亀の尾、ヒメノモチ、ハツシモといった他の品種についてもたくさん書きたいことがあるのだけど、今回も亀治について書きます。

 

稲の生育は申し分無かったのですが、籾摺りをして驚いたのは玄米の見た目が非常に良くなかったこと。
同じ田んぼに植えていた金時糯よりもカメムシの食害や焼け米といった玄米が非常に多かったのです。色彩選別機を通してもかなりの量が残りました。精米機にかけてもやや茶色がかった白米になり、これは販売できるのだろうかとずっと保留にしていたのです。

 

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先日新発売した「素米(スライス)」の試作をするにあたり「亀治の持つ香りがシンプルな米菓子にぴったりかもしれない!」と亀治で仕込むことにしたのです。
試食をしてみると、香ばしく香りと後を引く旨味。口当たりは軽いけれど、数枚だけでも食べ応えのある食感。これは亀治だからこそなのだと思いました。

実は素米を開発するにあたり味付けをどうするかを悩んでいました。

日常で食べたいから甘い味付けははやめよう。
うすく塩を加えた方が美味しいのではないか。
赤ちゃんの離乳食には味付けが無い方が良い。
味付け無しで美味しいのか?

 

そんな悩みは試食したら吹っ飛びました。
味付け無しで十分美味しいんです。

「素」でも美味しいんじゃ無い。
「素」だから美味しいんだ!
むしろ塩味でコーティングしてしまうとお米の風味が若干隠れてしまう。
私たちのお米は「素」で味わっていただこうとすんなり決まりました。

いろんな加工品を作ってもらっていつも思いますが、加工品の美味しさは原料の質と職人の腕。
その二つに尽きます!

 

亀治の玄米を見た時にその見た目に少し不安になりましたが、やっぱり見た目で判断してはいけませんね。

素米はオンラインショップで絶賛販売中です。
ぜひ「素」の美味しさを味わってください。

 

 

高谷裕治

 

 

 

 

 

 




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