今年の大豆は3ヘクタール
土を寄せて、草が蔓延らないようにすることと、空気、水の流れを良くすることを目的にしています。
写真は、調子のよい圃場です。
除草剤を使用しない大豆栽培は、梅雨のこの時期の雑草対策が、成否の大きなポイントといわれています。
うまくいっている圃場では、ごらんとおり、大豆の根元まで草がありません。こういう状態になれば、もう心配ありません。あとは、のびのび育ってくれるのをまつばかりです。
去年、田んぼだったところは、排水対策が万全でなかったため、ぬかるんでいて機械が入れません。ヒエなどの草がどんどん伸びてきていますが、手作業で除草できる面積ではないので、手の施しようがありせん・・・。来年は、しっかり排水対策をしましょう。
また、山林に隣接した、いくつかの畑では、イノシシ?に葉っぱを食べられてしまって、軸だけになってしまったところもあります。
自宅から遠い圃場も多くて、分散しているので、なかなか3ヘクタール全てに手を行き届かせるのは難しいです。
無理かもしれないと思いつつも、諸事情により栽培面積を増やしてしまったなかで、2ヘクタールは良くできているので、今年は、及第点と思っています。
来年は、排水対策を万全にして、手の行き届く1ヘクタール程度に縮小して、万全を期したいと思います。
就農当初は、あまり大豆栽培に興味がなかった蒜山耕藝ですが、意外に幅広く、とても美味しい大豆料理に魅了されて、大豆も、主要品目として急浮上。
野菜のない端境期に大活躍の素材です。くどで提供しているメニューにも頻繁に登場します。
大豆って、ふだん、あまり味を意識しないものだと思うのですが、私たちの大豆は、美味しいです。
できれば「くど」にいらっしゃって、お召し上がりになっていただけたらと思います。
お待ちしております。
桑原広樹