2019 アルザスの旅

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今年の冬は長いお休みをつくり、仏・アルザスへ旅に出ました。

ジャックさんたちはもう何回も蒜山・中和へ訪れてくれていて、
「いつか私たちもアルザスへ」とずっと願っていたことがやっと実現しました。

 

この旅は私たちに想像をはるかに超えたインパクトを与えてくれました。
大げさでなく、人生を改めて見つめ直す機会となりました。
移住して8年目。この春から8作目の作付けが始まります。
このタイミングで経験できて本当によかった。

 

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感じたこと、考えたこと、山ほどたくさんあるのですが、
やっぱり一番は「La vie est belle」人生はとても美しい。

ジャックさんたちやその友人の方々は自分の人生を心から謳歌していると感じました。
パートナーや家族との時間だったり、友人との時間だったり、文化的に過ごす時間だったり。
なんというか日々に流されることなく、ちゃんと自分が主人公となって生きているとひしひしと感じたのです。
私たちはどうしても仕事中心に日々を過ごしてしまって、まあいいや、疲れたから無理、と流していることがたくさんあったなぁ、と。
(働き方に関しては、広島のパン屋 boulangerie deRien の田村さんが書かれた著作「捨てないパン屋」を読んでから旅に出れたことも本当によかったと思っています。こちらもかなりインパクトありますよ!まだ読まれていない方はぜひ。)

 

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アルザスに着いた1日目。
ジャックさんはバカンス前の最後の仕事の日だったのですが、お昼には家に帰ってきてゆっくりとみんなで昼食をとり仕事に戻って行きました。
そのことだけでも私にとってはとても衝撃的だったのです。

仕事の合間に家に帰り、リラックスしながらお昼ごはんを食べる。
そんな当たり前のことがとても尊いことに感じました。
逆にそれができていない自分の人生を省みて、軌道修正を!と心から思ったのです。
もちろん家で昼食を食べるというその事象のことを言っているのではなく、その心を持ちたいと思ったんです。

 

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私たちは3週間もジャックさんとナタリアさんの家にステイさせてもらいました。
二人の冬のバカンスの時間、ほとんど全てを私たちと一緒に過ごしてくれました。そう思うと本当に泣けてくる。
それが私たちにとってどんなに大切な時間となったことか、感謝の気持ちが溢れます。

私は蒜山・中和に友人が来てくれても仕事でいっぱいいっぱいのことが多く、こうして一緒の時間を過ごすことなんて全くできませんでした。
これからもきっとまだまだ難しいと思うけれど、気持ちを切り替えてちゃんと友人とのかけがえのない時間を楽しもうと思っています。

 

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この旅ではナタリアさんからたくさん料理を習ったり、ポーランド&ベルリンを訪れたり、まだまだ報告したいことがたくさんです!
これからの蒜山・中和での日々のお知らせと共にアルザスレポートは続けていきたいと思っているので、ぜひお付き合いください。
(旅のタイムリーなレポートはinstagramのアカウントをぜひ覗いてみてくださいね。)

 

ジャックさん、ナタリアさん、本当に本当にありがとう!
次は蒜山・中和で。また一緒に過ごせる日々を心から楽しみにしています。

 

 

高谷絵里香

 

 

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