むぎゆ ~麦湯~

今年のお米の不作は随時お知らせしておりますが、初夏に収穫しました大麦や小麦も同様に思うような収穫を得ることができていません。

結果としてはなんとも苦しい年を迎えています。

そんな中、ほんのちょっぴり収穫できた大麦を焙煎して、むぎゆにしていただくため、昨年もお願いした、倉敷の中川食品さんに今年も行ってまいりました。

むぎゆというネーミングの由来については昨年のブログにて→

 

大麦を焙煎する年代ものの機械です。

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きびきびした熟練の動作で、焙煎していきます。バチバチと大麦がはぜる音がします。

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前例のない私たちの要望にもかかわらず、職人の勘で、躊躇なく一気に取り出します。

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粗熱を取りながら、煎り具合をチェックしていきます。

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浅煎り”むぎゆ”ができあがりました。

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中川さんも経験がないほどの、ごくごく浅煎りのむぎゆです。通常の麦茶のような色は全くでませんが、大麦本来の味と香りが、ふんわりと広がる優しいむぎゆになりました。今年も美味しくできました。少量にもかかわらず、細かい私たちの要望に丁寧に対応してくださった中川ご夫妻。本当にありがとうございました。

製品として販売するほどの量をつくるほどができませんでした。お待ちいただいていた方々には本当に申し訳ございません。

11月にオープン予定の「くど」のドリンクメニューとして”むぎゆ”が登場する予定です。

雪景色を眺めながら、むぎゆを召し上がっていただければと思います。

皆さんと「くど」でお会いできるのを楽しみにしております。

桑原広樹

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2014年12月7日
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