蒜山◯餅!2021

2021年11月24日

 

昨日あたりからぐっと寒さがもう一段深まった気がします。
蒜山の冬、いよいよはじまりました。

 

この季節になるとみなさんからのお問い合わせも増える蒜山◯餅。
今年もしっかり仕込みます!
新米と同様に小さな農民の会のみなさまへ先行販売を行い、その後一般販売という流れになります。
おそらく12月中旬頃からの販売になるかと思います。
販売時期など詳細が決まりましたらこちらのHPやinstagramでお知らせ致します。

 

今年もいつもお世話になっているお店さまにて販売いただけることになりました。
お近くのお店さまがございましたらぜひ直接お手にとって頂けますと幸いです。
販売方法などは直接各店舗さまへお問い合わせください。

 

Ach so ne(北海道札幌市)
今井書店(鳥取県米子市・島根県松江市)
ON THE DISH(神奈川県横浜市)
カモシカ(東京都杉並区)
viorto!(岡山県岡山市)
紅茶と食と台所   糸(千葉県印西市)
サンデールーム(群馬県前橋市)
SABI(群馬県高崎市)
SEEP STORE(神奈川県茅ヶ崎市)
siki(東京都目黒区)
青果ミコト屋(神奈川県横浜市)
花辺(京都府京都市)
fabric camp (神奈川県鎌倉市)
フレル(島根県大田市)
VETTA(岡山県岡山市)

 

今年から加工賃の値上げもあり、オンラインショップではセット内容により数円〜30円程度値上げとなる予定です。
価格については何度も計算をし直し、いろいろと考えました。
今まではどんぶり勘定で進んできてしまったのですが、今年は振り返るタイミングをいただき、計算すればするほど恐ろしい現実が目の前に。。。
手間と時間をかけて◯餅を作っているのですが、おそらく経営的には原料の餅米のまま販売した方が良いのだと思います。
◯餅だけでなくほとんどすべての加工品がかける労力に見合った利益を出せていないことがわかりました。
かと言って利益が出るように値上げするというのも、今の社会の状況の中、買ってくださる方の負担を考えると難しいと思っています。

 

蒜山耕藝の発足当初から、売上よりも「食べたいものをつくる」という理念で進んできました。
それは今でも変わりません。
ただ自分たちの労力に限りがあることも年々実感し始めています。
趣味の延長線上のような仕事を増やしすぎて、身体を壊すようなことになってはいけないと気がつき始めました。
そのバランスを考えながら、もしかしたら今後消えていく加工品、集中してもっと増やしていく加工品もあるかもしれません。
寂しさや悔しさはもちろんあるのですが、どこかで割り切った答えも必要だと考えています。
自分たちがなにがなんでも作りたいという考えも、もしかしたらエゴなのかもしれないとも。
それでもこうして答えを出せるのも、今まで精一杯やってみることができたからだと思います。
自分たちの中でトライ&エラーをし、みなさまからもレスポンスをいただき、身体を動かしながらじゃないと辿り着かなかった答えだと思います。

 

頭で考えるよりも、感覚で動き、自然の流れに沿って答えを出す。
ドタバタだけど、私たちにはこれしかできないんだなと実感する日々です。

 

 

高谷絵里香

 

 

 

 




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