いぶりがっこ できました!

今季、最大級の寒気が先週末やってきましたが、今日はスッキリ晴れて、ほのかに春の兆しを感じられる蒜山です。

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昨年、いぶりがっこの作り方を秋田県まで行って、教えていただいてきました。

詳しくはこちら → 

帰ってきて、本場のやり方そのままに、早速、とりかかりました。

 

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今年は、冷夏の影響もあって、例年にも増して、不作だった大根だったのですが、その中でも良く育ったものを選りすぐって、燻ります。

燻り始めはこんな感じ。

 

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今年は薪を用意できなかったので、広葉樹の薪を近所でいただいてきて、三日三晩、火を絶やさないようにして、燻し続けます。

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燻りあがり!

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これを、蒜山耕藝の米ぬかと姫とうがらし、天日湖塩だけで二か月間、漬け込みました。

現代では本場のいぶりがっこも麹やザラメなど、甘味をつけるのですが、蒜山耕藝バージョンは、昔ながらのレシピ。

試食したところ、米ぬかによって熟成した大根の旨みと甘み。それに何とも言えない燻製のかおりが見事に調和して、とてもおいしいです。

雨や雪がちの日本海側では屋外で干せないことから、囲炉裏のある屋内で干さざる得なかった秋田のたくあん漬け。

それが見事に昇華して、現代に脈々と引き継がれている美味しさ。

今週末、2015年2月14日(土)久しぶりにNAPRONさんに出店しますが、そこで限定販売いたします。

試作品ですので、少量のみの販売となります。

NAPRONさん出店の詳細は後報でお伝えいたします。ぜひお越しください。

桑原広樹

 

 

 

 

 

 

 




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