田植えとジャックさんの思い出。

2018年6月20日DSC01178

 

数日前の田んぼの景色。
気がついたら6月も後半、しとしと雨の日が多いこの頃です。
昨日もたっぷり雨が降り、今日はまだ畑の土が乾かないので久しぶりにゆっくりとパソコンに向き合っています。
ゆうじさんと研修生のこんちゃんは、雨の日も風の日もひたすら草刈り&田んぼの除草です。
夏至までがピークかな、と呟いていました。

 

今年の田植え、やっぱり大変でした!なんだか今までで一番きつかったかも。
1,5倍近く田んぼの面積が増え、全く予定通りに進まない。
長い長いトンネルの中を黙々と進んでいる感覚でした。
それでもなんとか抜けることができたのは力を貸してくれた友人や、見守ってくださったみなさんのおかげです。本当に。
私たちだけでなく、こんちゃん、堀さん、よしぼーさん、藍さん、金田さん、そしてジャックさんがたくさんの苗を田んぼにおろしてくれました。本当に本当にありがとう。涙
きっと今年のお米はさらに美味しく力強く育ってくれるはずと信じています。

後方支援をしてくれたゆきちゃん、オカズさん、田んぼに気持ちを送ってくれた方々にも心からの感謝を。
ハラハラしつつも、今のところ概ね順調に育ってくれています。

 

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今年はSNSではなく、ブログを頑張るぞ!と思っていたのに、写真を撮ったり文章を紡ぐ気力が全く残らない毎日でした。反省。
振り返ります!

アルザスから今年もジャックさんが来てくれました。
私たちが暮らす旧・中和村を心から愛してくれて、今回で4回目の滞在です。そして念願の田植えを。

 

 

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いつになく真剣な表情のジャックさん。はじめて田植え機を操作中。

 

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みんなで蕗の皮を剥いたり、

 

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畑の除草も手伝ってもらいました。
くど営業中に「ジャックさん、葉物が足りなくなったから畑から取って来て!」とお願いすることも!

 

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くどのお花を活けるのはジャックさんが担当してくれました。
野の花を摘んでは活けてくれるのですが、この花はどこに居たの?とその美しさに私は驚くばかり。
いつもの私の目の節穴さ加減を実感させられました。
全然まわりの美しさに気がつけてなかったなぁと。
美しいこの世界を鮮やかに受け止める心でありたいです。

 

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みんなで何度も囲んだ食卓も幸せでした。
田植えやその後の作業でへとへとでも、みんなで大笑いして復活!
ジャックさん、だじゃれ覚えてるかな。

 

 

ジャックさんが来てくれると、いつもの日常の鮮やかさが増します。
そうだよね、こんなに美しい世界で暮らしているんだよね、と思い出させてくれます。
年々、日本(政府)と自分が乖離していくように感じてしまう私にとって、日本が大好きなジャックさんは時折とても眩しくて。
それでも私もジャックさんと同じ目線と感覚で、大好きな暮らしがここにあると実感できたことが本当にありがたかった。

 

次の冬は私たちがアルザスに行きたいなと思っています。

 

 

 

高谷絵里香

 

 

 

 

 

 

 




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