藝の食卓、終わりました。

2021年12月1日

 

 

今年も夢のような3日間でした。
藝の食卓、無事に会期を終了しました。

 

完全予約制という初の試みでしたが、おかげさまで私たちはいつもよりゆったりとした気持ちでお客様をお迎えすることができました。
予約というお手間にご協力いただいたこと、心から感謝しております。本当にありがとうございました。
毎年楽しみにしていますとおっしゃってお越しいただく方も多く、なんだか時空を超えた不思議な場になっている気がします。

 

 

 

今回も暮らしに寄りそい整えてくれるような美しい器やカトラリーを用意してくれたゆきちゃん、堀ちゃん、本当にありがとう。
前日の搬入や終了後の撤収も淀みなく流れ、同じ空間を何度も何度も一緒に作り上げてきたんだなぁと実感しました。
くどにおふたりの作品が並ぶと、心が温かくなる不思議。
お客様が喜んでくださる様子も本当に幸せな光景でした。

 

 

今年は同じ中和に暮らす小屋束豆腐店さん、禾さん、オカズデザインさんの食材をご紹介できたこともとっても嬉しかったです。
私たちの農作物と同じ土と空気と水から生まれる美味しいものたち。
次回はまたどんなものをご紹介できるのか、今からわくわくします。

 

 

 

農作業ができない冬の間はまたひっそりとくどをオープンしようと思っています。
自分たちにとって無理のない形がきっとお客さまにとっても心地よい場になると信じ、形には囚われず私たちらしくくどを開いていきたいです。

 

本質は変わることなく、削ぎ落としたり、引き出したりして、また新しいくどを作り上げていきたいと思います。
今回の藝の食卓を通して、その想いがよりくっきりとしました。

 

 

高谷絵里香

 

 

 

 

 




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いぶりがっこづくり<その壱>
土壁もいよいよ大詰めに。