見回りという仕事
9月7日。
今日も朝から冷たい雨の中、毎日の日課である田んぼの見周りに行ってきました。
見回りの目的はイノシシ除けの電柵の確認だけでなく、稲を通して自分がしてきた作業の意味を振り返るという大切な作業でもあります。
9枚の田んぼが連なっているこの場所は一見同じように見えるけれどそれぞれの個性があって、栽培の歴史も異なります。
その上、今年は田植えまでのトラクターの入り方や田植えの仕方も変えているのでほんとに田んぼに起きている現象がそれぞれ違ってきています。
草も稲も元気な田んぼもあれば、草も稲も弱々しい田んぼがあったり。
イネアオムシなどの虫が大発生したり、
生育の途中で葉っぱの色が黄色くなったり、だけど、ここにきて緑が濃くなってきたり。
そんな地上部の稲の姿から土の中の状況を想像し、その日の仕事を考えます。
今日の仕事は、外側の溝の手入れとなりました。
春にキレイに掘り上げていた溝は、草を刈って見通しが良くなったら水の流れが滞っているのがわかりました。
水が停滞し藻が発生し、細かい泥の粒子が沈殿したところに草の根が張っています。
この田んぼは稲も草もあまり元気が無いのですが、この溝の水と空気が流れが滞っているのも原因の一つだったのでしょう。
溝の泥を上げるとヘドロのような臭いがしたのでとりあえずくどの営業前だったので軽く溜まったものをさらってあげて水が流れるようにしてあげました。
この溝もただ掘ればいいわけではなく、溝の深さや幅もその場所に適したものがあるんだなぁと思いながらの作業。
こういった日々の積み重ねが自然と対話するということかもしれませんね。
今年は今のところイノシシの侵入はありませんが収穫まではあと一ヶ月半ほどあるので気を抜かず田んぼに通おうと思います。
何もなければ今年は販売分が結構あると思います。
年間契約についても後日告知していきますのでもうしばらくお待ちください。
高谷裕治