藝の食卓@カモシカ 2016年2月23日〜29日

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いよいよ来週となりました。
オカズデザインさんのアトリエ「カモシカ」で『藝の食卓』がはじまります。

オカズデザインさんのHPより。
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岡山・吉備中央町で自ら畑を耕し家や庭をととのえ、台所に立ち料理をする。
その丁寧な暮らしの中で日々作品を作られる、陶芸家・堀仁憲さん。
岡山と鳥取の県境の里山、美しい風景と澄んだ水のある中和村。
その土地で肥料や農薬を使わず、自然と会話しながら作物を作る3人の農家・蒜山耕藝さんの二人展です。

昨年5月から私達も、同じ村の森のなかにある小さな家を借り、東京と半々の生活を始めました。
カモシカでお出しする料理も、蒜山耕藝さんの野菜・森の湧き水を毎回ふんだんに使ってお出ししています。
蒜山耕藝さんの台所でありお店もでもある「くど」では毎日ともに台所に立ち、堀さんやパートナーの金工作家・坂野友紀さんの器に料理を盛り、日々過ごしています。
どこまでも澄みきった蒜山耕藝の野菜や麦、大豆。
細やかで繊細な仕事とゆったりとしたやわらかさが共存する堀さんの器。
お二方の作品からは静かな祈りと深い呼吸が伝わってくるように感じています。
期間中はいつも中和村でそうしているように、蒜山耕藝さんと一緒に料理をして、堀さんの器でお出しします。
蒜山耕藝さんのとれたての野菜や炊きたてのご飯はもちろん、その土地のジビエや油揚げなどもいいねと相談しているところです。
お二組のご紹介や蒜山での暮らしのこと、メニューの詳細などもまたご紹介していこうと思います。
みなさまのご来店をお待ちしています。

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様々な思いが溢れてなんだか言葉にできないくらい、わくわく、しています。
オカズデザインさんや堀さん、パートナーの坂野さんと一緒に食卓を囲むようになってもう何年でしょうか。
振り返るとあっという間の月日のような、とても長い時間を一緒に過ごしてきたような。不思議な感覚です。
「くど」ができるずっと前から、私たちの自宅の小さな食卓で何度も何度も一緒にごはんを食べました。
私たちがつくった農作物をオカズデザインさんが料理し、堀さん、坂野さんの器でいただく。
「おいしい。」とみんなが笑う、幸せな時間。
その美しい記憶が折り重なって、今があるんだと実感しています。

 

はじめて畑でお会いした日。
ワイングラスを片手にみんなで集落を散歩した夜。
大好きな山陰のスーパーでびっくりするくらいお買い得な海の幸に興奮したり。
クリスマスやお正月、ハレの日も一緒でした。
「くど」ができ、その食卓はぐっと広がり。
去年の6月には「藝の食卓」と題して、「くど」にていつもの私たちの食卓をご紹介することができました。

 

そして、今回オカズデザインさんのアトリエ「カモシカ」で東京近郊のみなさんとも食卓をご一緒できること。
とてもとても幸せに思っています。
堀さんの新作の器たちと私たちの食材をオカズさんがどう料理してくださるのか。
私たちも一緒にキッチンに立って、心をこめて一皿一皿仕上げていきたいと思います。
そうしてまた新しい記憶を重ねてゆきます。

 

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写真・前崎成一さん

 

蒜山耕藝の食材もたくさん持参します!
○餅や蒜山あられ、蒜山耕藝のみそ、きなこ、切り干し大根、ドライトマトなどなど。
農作物も大根や大豆を手にとっていただけたらと思っています。

 

たくさんのみなさまにお会いできますこと、心から楽しみにしております。
オカズデザインさんのHPにて、ぜひ詳細をご確認ください。 → 

 

 

 

高谷絵里香

 

 

 

 




2022年 今年の蒜山◯餅 その2
12/3(土)〜7(火)『あたたか、日々の衣』展 開催します。
土壁もいよいよ大詰めに。
ケの食卓 2015年春 (と、くどのお知らせ。)