今日の田んぼと今日の畑
7月に入ってもずっと涼しかったのですがここ数日一気に気温と湿度が上がって、田んぼも畑も一気に慌ただしくなってきました。
3週間前くらいに田植えをした苗です。
淡くきれいな緑色の状態で少しづつ大きくなってきました。
3町歩(およそ東京ドーム0.6個分)でお米をつくるなかで草に負けてしまうような田んぼはほとんどありませんが、4反歩ほどは「シズイ」という草が去年から増えていて今年は毎日のように朝から晩までシズイを抜く毎日です。
こんなに生えていても負けることはない(去年はあまり影響はありませんでした)かもしれないけれど、夢中で田んぼに入っていると何か突然ひらめきが起きそうな感じがして、畑やくどの作業はほかのメンバーに任せて田んぼに入らせてもらっています。
畑の方は今日麦刈りをしました。
まずは小麦。
約半分くらいの面積を猪や鹿に食べられてしまったので今年はあまり収穫できませんでした。
200kgあるかないか。今年は販売分のうどんは厳しいかもしれません。
そして大麦。
こちらは播種時期が遅れたことと土がまだまだだったこともあり、チョボチョボでした。
種用を除いたら何キロ残るのか。。
麦は収量としては全然でしたが、学びという実りはたくさん頂けました。
麦はやめておいたほうがいい、と言われる蒜山ですが個人的にはそこそこいけると思っています。
そのためにはなんといっても「土」が大切。
今年の秋の播種は少し我慢して再来年の収穫に向けてこれから取り組んでいきたいと思います。
野菜の方も台風の強風による影響がかなり心配ですが2年目のこの圃場は去年よりずっと生育が良い感じです。
トウモロコシ、ナス、トマト、カボチャなどなど花が咲いたり、小さい実をつけていたりしていよいよな感じがしてきました。
収穫が始まるとさらに忙しくなりますが嬉しい悲鳴を早くあげたい、というか食べたい!
高谷裕治