開こう。

hi04写真・前崎成一さん(2014年、くどをつくっている時の写真)

 

 

先日いつもお世話になっているアオバトの前崎さんが久しぶりに蒜山に来てくれました。
新しいパッケージの打ち合わせだったのですが、メインはやっぱり「ふりかえり」と「これから」を話すこと。
蒜山耕藝の立ち上げ(命名やロゴも!)からずっと私たちと並走してくださり、霧が立ち込めた暗中模索の道中に光を照らし、視界をクリアにして道案内してくださっています。

前崎さんと話すと不思議と自分の中が整理されて、さぁまた一歩踏み出そうという気持ちになります。

 

 

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アルザスへの旅を経て、今年は再び「開こう」と感じていました。
農作業や販売やそれに伴うあれこれで、自分の時間をほとんど持たずに走り続けてきたこの数年。
どんどん自分に余裕が無くなるのがわかって、とにかく自分の暮らしと時間を最低限確保しなくちゃとクローズになっていきました。
アルザスでの旅でなんだか目から鱗がぽろぽろと落ちて、「私の人生は私次第」とくっきりと感じました。
時間をつくる、確保するという次元じゃなくて、毎日を毎秒をどう生きるかそれだけなんだと。

もちろん今年はお米の作付けをぐっと減らしたこともあり(詳しくはこちら)、すっと「開こう」と思えたのでした。

 

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そう思うとそう物事が動いていくのか、アルザスから戻るとここ蒜山・中和にたくさんの方が訪ねて来てくれます。
その全てが必然としか思えないような、かけがえのない出会いです。

 

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先日は兵庫県の安泰寺で修行を終えた英国人のエドが訪ねて来てくれました。
3日間だけでしたが、自然栽培のこと、仏教のこと、未来のこと、たくさん話をしました。
それだけではなくて、話せば話す程「ぼんごのおむすび食べてみたいよね!」「シチリアのワインの中ではススカールが好き!」とかなり細かな趣味嗜好も重なっていることが発覚していく面白さ。
何度も「なんで?」と笑い合いました。
ロンドンと蒜山・中和。こんなに離れていても繋がる人とは繋がることができて、今の時代も悪くないなと思えました。

 

 

「開く」と決めたからきっとこの先も面白い出会いとご縁が待っていると思うと、
自然の流れに逆らうことなく、予想もつかないめくるめく時をどんどん楽しもうと思うのでした。

 

 

 

 

高谷絵里香

 

 

 

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