地域資源

2020年10月22日DSC03372

 

 

お米を何品種もつくっているのには理由があります。

 

いろんな米を食べたい。

この土地に合う稲に出会いたい。育てたい。

収穫時期をずらすことで作業の集中を回避し、天候などによる悪影響も回避したい。

 

などなど。

 

楽しみは増えるけど作業効率はすこぶる悪くなり、主に収穫から乾燥調整、袋詰め、保管、販売に至るまで増やせば増やすほど手間と時間がかかってくるのが悩ましいところ。

 

 

秋は何かと忙しいのです。
理想としては、稲刈り、麦の播種、ソバ 収穫、大豆収穫という順番で済ませていきたいところだけどこれがめちゃくちゃになる。
天気と睨めっこし、頭の中もパンク状態。

 

何度となく米の品種も栽培穀物の種類も絞ろうと考えたけれど、いろんなお米と出会いたし、醤油も黄粉もパスタも食べたいし、多様な地形を持つこの土地のポテンシャルを活かすためにはいろんな作物を育てた方がいいと結局今のスタイルになっています。

 

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さて、米に話を戻します。

 

蒜山耕藝で育てているお米、同じ日に播種をして同じ時期に田植えをしても、異なる品種では収穫時期は最大1ヶ月以上変わります。
最も早いヒメノモチと最も遅いハツシモでは生育期間がこんなに変わるのです。

長く田んぼに根を張っている方が太陽や地球のエネルギーも多く吸収しているし、収穫できる量も多くなる傾向があります。
一切の肥料も施していないのに、10月中旬になっても葉っぱの緑が残り光合成を続けている稲。この養分はどこから生まれるのだろう。

 

地域振興などの話では「地域資源を活かす」ということがよく言われるけれど、稲を育てる自然の仕組みこそ最も「地域資源を活かす」ということだと田んぼを前にいつも思っています。

 

電気や軽油、ガソリンなどは使っているけれど、作物を育てることに関しては100%地産の資源。

 

ハツシモは今月中に収穫できるかな。
今はソバの収穫後の乾燥調整中、もしかしたらそろそろ大豆の収穫が始まるかも。

 

しばらくカオスな現場になりそうです。

 

 

 

高谷裕治

 

 

 

 




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