ササニシキの収穫までもう少し

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田植えを遅くすれば収穫も遅くなるのは承知のこと。

4月5月、気温も水温も低い時期を避けて少しでも暖かくなってから苗をつくり、田植えをする。

暖かい田んぼに植えられ稲は停滞することなく一気に成長をし始める。

 

そう思ってこの3年やってきたけど、さすがにここまで遅くなってしまうと。

9月は雨が多かったけど10月はここ数年にないほど天気に恵まれ気温も比較的高めで珍しく初霜もまだ来ず。

それでも稲はなかなか熟れず、まだ青い籾が目立ち、籾水分もやや高め。

ここまで来たらとことん待つぜ!と腹をくくってるつもりでも毎晩夢に田んぼや稲が出てくるのはいかがなものか。

自分が無理している時は稲にも負担がいっている。

やっぱり自分が楽な方が稲だって楽なはず。

 

こんな状況でも稲は与えられた環境の中で精一杯生きていると思うと愛おしくて仕方ないのですが、来年はもう少し楽をさせてあげたいと思うのです。

来年はハウスでの育苗を復活させようか。

肝心の育苗に使う土の問題をクリアにしないといけないし、他にも品種のこと、播種や田植えのタイミングもそうだし、他にも諸々。

自分の中にある凝り固まった考えを揉みほぐし、狭い視野を広くして、足りない理解は補って来年は万全の状態で春を迎えたい。

 

今日は久しぶりの雨。

天気予報が晴れでも、雨雲レーダーに一点の雨雲が無くても。しとしと降るのが10月の中和の天気だったなぁと思い出し。

やっぱり田植えをもうすこし早くしようとかいろいろ考える日になりました。

 

泣いても笑っても天気が良ければ来週火曜からササニシキの収穫を始めます。

蒜山耕藝の新米を楽しみにしてくださる方、もう少しだけお持ちください。

 

なお、「2015年秋 大根・人参・里芋のセット」は引き続きご注文受け付け中です。

お米より先に根菜類の収穫ができるなんて!!

去年までだったら考えられないこと。嬉しい驚き。

お米も負けてられない!!

 

 

高谷裕治

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




7月1日を迎えて
10日〜12日、くどOPENします。
木舞を掻く
新しい流れ