黄色のどぶろく

2025年6月26日

 

 

黄色のどぶろく、販売します。

 

今年の冬のどぶろく仕込み。
二つの樽に分けてつくりました。

 

ひとつは一般的なお酒用の麹菌で米麹を仕込んだもの。
こちらは「五号」。
どぶろく小屋の裏にある田んぼで育てた「亀治」で米麹をつくり、この土地の地下水で仕込みました。
本当の意味での「地酒」だと思っています。
自然栽培のお米の逞しさなのか、今年も力強い辛口のお酒に仕上がりました。

 

そしてもうひとつの「六号」が黄色のどぶろく。
こちらは米や水は「五号」と全く同じですが、麹菌は野生のものを使用しています。
鳥取・若桜にあるお味噌の名蔵「藤原みそこうじ店」の藤原くんが採取した貴重な野生麹を譲っていただきました。
麹の違いだけでこんなに変わるのかというくらい、見た目も味わいも違います。
パンチのある見た目によらず、この「六号」の方が静かで優しい印象。
けれど、味の多さというか複雑さはやはり「野生麹」のおかげでしょうか。

 

開栓後、どんどん味わいが変化してゆくのも楽しい。
五号も六号もひねるような変化は感じず、よりマイルドに飲みやすく変化してゆくようです。
一日の終わりにどぶろくを一口。
身体や五臓六腑に染み渡るようなエネルギーを感じます。
この土地の恵みと菌たちが醸した液体。
ぜひお味見いただけるとうれしいです。

 

6月30日は東京のカモシカさんで開催される「豆々展」に参加します。
「代満」は五号と六号、どちらも持参し販売いたします。
こちらの機会もぜひとも!

 

蒜山耕藝のオンラインストア → Click!

 

 




収穫祭のお食事
米が合う
野菜の作付け。
【販売終了】2017年産 自然栽培米の販売について